杏里のカヴァーアルバム【tears of anri】
杏里のカヴァーアルバム『tears of anri』最高です。
来年でデビュー30周年となる杏里が初のカヴァーアルバム『tears of anri』をリリースしました。
インターネットリクエストによって選ばれた11曲の名曲たちが杏里の歌声で色鮮やかによみがえっていますよ。
セルフカヴァーの「悲しみがとまらない」も必聴です。
1.夜空ノムコウ (川村結花/98年)
作詞:スガ シカオ 作曲:川村 結花
SMAPが歌い、大ヒットを記録したバラード・ナンバーです。細部までしっかりと練られた美しいメロディとスガシカオによるリリックのひとつひとつを丁寧に表現していく杏里のヴォーカル技術の高さに心を打たれます。
2.優しい雨 (小泉今日子/93年)
作詞:小泉 今日子 作曲:鈴木 祥子
小泉今日子の90年代を象徴するヒット曲です。繊細なピアノと重厚なストリングスを中心としたオーガニックな手触りのアレンジメントのなかで、“出会ってしまったふたり”の切ない運命をエモーショナルに歌い上げています。
3.探偵物語(薬師丸ひろ子/83年)
作詞:松本 隆 作曲:大瀧 詠一
ボサノヴァのフレイバーをたっぷりと含ませたストリングス・アレンジがとにかく秀逸です。高度に洗練されたサウンド・メイクのなかで“作詞:松本隆/作曲:大瀧詠一”による名曲が新しい息吹を吹き込まれる、至福のカヴァーです。
4.悲しみがとまらない(杏里/83年)
作詞:康 珍化 作曲:林 哲司
83年のヒット曲の杏里のセルフ・カヴァーです。原曲は弾けるビートを効かせたダンス・チューンだが、ここでは音数を抑えたアコースティック・アレンジを採用していてローズ・オルガンの音色と憂いを帯びたヴォーカルが心地よく溶け合っています。
5.LOVE IS ALL~愛を聴かせて~(椎名 恵/86年)
作詞・作曲:Ken Hirsch / Ron Miller 日本語詞:麻生圭子
原曲はシャーリーンの「I’ve Never Been To Me」に日本語を乗せた椎名 恵のナンバーです。「愛だけは越えられる すべてのものを」という真摯なメッセージを、あくまでも軽やかに響かせる表現力が素晴らしい。
6.あなたのキスを数えましょう~You were mine(小柳ゆき/00年)
作詞:高柳 恋 作曲:中崎 英也
豊かなソウルを感じさせながらも、決して大げさに歌い上げることなく、原曲のメロディの良さをシンプルに伝えるヴォーカリゼーションがひどく魅力的です。R&B、ゴスペルの要素をさりげなく取り入れたトラックもいいです。
7.やさしいキスをして (DREAMS COME TRUE/04年)
作詞:吉田 美和 作曲:中村 正人
エモーショナルなフェイクが響いた瞬間、心の深い部分をキュッと掴まれるような感覚に捕らわれます。ダイナミックな旋律のなかで、どこまでも一途に恋人を想う女性の姿がはっきりとリアルに浮かび上がってきます。
8.雨 (森高千里/90年)
作詞:森高 千里 作曲:松浦 誠二
日本的な情緒をしっとりと漂わせたメロディと70年代のAORの雰囲気を感じさせるサウンドが見事に融合しています。悲しい恋愛への思いを胸に秘めながら、冷たい雨に打たれる・・・そんな切ない情景がやさしく浮かび上がってきます。
9.会いたい (沢田知可子/90年)
作詞:森高 千里 作曲:松浦 誠二
死んでしまった恋人に対する思いを綴る、というきわめてシリアスな内容を持つこの曲を、聴きやすいポップスへと見事に変化させています。切なさのなかに“光”を感じさせるストリングスのアレンジもきわめて高品質です。
10.雨音はショパンの調べ (小林麻美/84年)
作詞・作曲:GAZEBO, P.L.Gimbini 日本語詞:松任谷由実
“アンニュイ、物憂げ”というイメージが強い原曲に対し、杏里バージョンはざっくりとした手触りのロック・サウンドになっています。意外性たっぷりのアレンジがこの曲の新しい魅力を導き出していると思います。
11.聖母たちのララバイ (岩崎宏美/82年)
作詞:山川 啓介 作曲:木森 敏之 / John Scott
80年代を代表するドラマティック・バラードですが、杏里が歌うとどこか爽やかな空気を感じてしまうから不思議です。抑制の効いたバンド・サウンドを軸にしたアレンジも、彼女の心地よいヴォーカルをバランスよく支えています。
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